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老人 Archive

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納税ロボット

昔は「老けごのみ」なんて言葉があった。今は意味が転んで年配者が好み(老け専)といった使い方をする人があるが、元々は若々しさを嫌ってわざと老けた恰好をしたり、年寄が好きそうな嗜好品に親しんだりすることを言い、金満ぶりを競うものではなく、年寄に対する敬愛があってこそ生まれた気分である。当節はアンチエージングという商売があるぐらいだから、老いの魅力はなくなってしまったかのようだ。

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落陽

早朝の総武線には釣り人をよく見かける。はるばる木更津か富津あたりまで出かけるらしい。知人はそれらの復路に乗り合わせた。車内に入って回りを見渡すと満席である。頽齢の釣り人は大声で言う。
「ああ、ダメだ。ああ、座れない。ああ、ダメだ。立ってならない。ああ、疲れた…」
知人は還暦を少し過ぎたばかりだが、膝が悪く、仕事を終えると立っているのはつらい。それでも、遊び帰りのハゲオヤジのために席を譲ってあげた。吐息混じりに嘆くその声が聞くに堪えないという理由で。

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老人の楽園

『単騎千里を走る』という映画があった。せがれと折合がつかない親父役は高倉健。そのせがれが癌を患い余命わずかと知った時、父はせがれがやりかけたことを代わりにやる。それは中国の仮面劇の撮影の仕事だった。高倉健は中国へ行き、三国志ゆかりの仮面劇『単騎千里を走る』をビデオに収めようとする過程で、ひょんな事に巻き込まれる。目当ての草莽の名優が刃傷沙汰で牢屋に入れられてしまった。ツテらしいものは何もないのだが、手当たり次第無理を言って牢獄で演目の撮影を許可してもらう。ところが草莽の名優は境涯を嘆き、演じることはできない、私は息子に会いたいと慟哭する。漢高倉は息子と面会する機会をこしらえて、どうにでも演目をビデオに収めたいがため、またぞろ彼の国を彷徨する。とある村で暮らすこの子と父もまた疎遠であった。この時、村人が事情をくみ取ってこの子に父と面会を促すシーンがある。

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詩情

夕暮れ時、一瞬雨が止み、人影がせわしい。母子が手をつなぎ、歌など歌いながら歩いている。母の歌に合わせて子が歌う。「森の熊さん」だ。

アルツ(あるつ?)
森の中(もりのなか)
婆ちゃんを(ばあちゃんを)
捨ててきた(ちがうよ~ママ!)
スタコラサッササノサアァァァァ
スタコラサッササノサー!

ところが(ところが)
婆ちゃんが(ばーちゃんが)
おうちに(おうちに)
戻ってた(もどってた)
テケテケテケテケテェェェェ
テケテケテケケノケ

歌は世に連れ、世は歌に連れ、まことに感動的であった。

年限奉公

epa外国人医療スタッフ受入れは国家試験の問題もあるが、待遇の悪さでも評判らしい。働く側にとっては、自国(出身国)よりも高給で近場、日本で真剣に働きたい、定住したい、日本で学んだことを故国で活かしたい、という意識がある一方、留学気分も幾らか混じっているようだ。

働いてもらう側としては、本気で資格を取らせたい、将来への先行投資、向上心に刺激を受ける、敬老精神を評価する、などの意見がある一方、育成費用のハードルが高い(一人当り600~800万)という意見もある。

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野牛

Author:野牛
商才無きウェブ制作&ITコンサル。ピアノ弾きと絵描きと書家を無条件で尊敬する。晴耕雨読、船旅で四方の朝焼けを見るのが夢。

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