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Home > 慷慨 > 小沢七郎

小沢七郎

  • 2010-09-09
  • 慷慨
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鈴木宗男の実刑が確定した。それも最高裁棄却というかたちに終わった。反鈴木の先鋒だった外務官僚、竹内行夫が最高裁判事として在職中というタイミングでの結論となった。最高裁判事は法曹関係者だけでなく法曹資格のない外交官や行政官からも任命され、衆院選の際、国民審査を経ているのだから、とやかく言われる筋合いではない。代表選目前の小沢揺さぶりの意図が見え隠れするが、このあたりのことについては【佐藤優の眼光紙背】なぜ最高裁はこのタイミングで鈴木宗男衆議院議員の上告を棄却したか?に詳しい。
政治は権力の一つだが、国家権力の一部に過ぎない。政治権力という言葉はあっても、官僚権力という言葉はなく、役人に権力があるとすれば、税務署と警察が国家権力の代行を勤め、司法は主にそこから上がって来る紛争の解決と管理の権限を行使している。本当なら三権の一角と言うべきだろうが、私の頭だとこういう理解しかできない。裁きに正義があれば権力の匂いなどしないが、ひとたび冤罪とあらば権力の臭気に満ちる機関となる。その権力の中枢を誰が占めるべきか、奪い合いが目の前で展開している。

小沢エントリーが続き、ついに夢にツノガエルが出てきてニヤリと笑うようになってしまった。無理矢理にでも終わらせねばならない。政策を点検するでもなく、人柄を孫引きするでもなく、経歴を云々するわけでもなく、豆腐に葱と生姜を乗せただけで料理をしたと威張るようなことを連夜続けてしまった。残るは金の問題と、官僚の悪、メディア・コントロールなどであるが、巨細書けるほど情報と根拠を持たない。

小沢嫌いは大抵金のことを口にする。根拠の無い噂もずいぶんあって、おそらく同じ政治家として声に出して言えないこともあるのだろう。これほど失脚を望まれる人物のもっとも痛い部分、金と女のだらしなさは、それこそ目を皿のようにして嗅ぎ回る連中がうじゃうじゃいるに違いない。蹴転(けころ)女郎のように金で転ばし因果を含めて、綻びが出てこないわけがないとも思うし、表だって出てこない以上、何も言えやしない。

官僚が潰すべきものかどうかは、システムの問題で、国益のために優秀な頭脳を無駄なく回転してらうことができればいい。天下って閑職に甘んじてもらってるようでは困るわけで、そのために何をすべきかということを自らのホームページに掲載している。「天下りの全面禁止」を記したうえで、「独立行政法人・特殊法人の類は必要不可欠なものを除いて廃止か民営化」として退路を断っている。小手先の事業仕分けを皮肉って、元タレント議員が噛みつく始末となったのは、このことを言っているのだろう。公務員が争議権行使を行使して共産化することを恐れたGHQが、公務員から団体交渉権の一部と争議権を剥奪し、その替わりに人事院という公務員の待遇の勧告や不利益処分の審査等をする身分保全機関を作っている。小沢はこの人事院を廃止しようと言う。正確には「公務員の労働基本権を認めよう」と言う。人事権を掌握し完全なる政治主導を目指すということに等しい。利益や効率を問われることなく身分が保障される職員というのは、小さな政府を目指すときにまことに都合が悪い。今はまだどうなるか不明だが道州制が導入されるとして、その折も大規模リストラを考えずに成り立つ話ではない。公務員改革の狙いはそこにあるのかと思う。有能ではない職員の行き場も、外郭団体ではなく、民間と等しく自ら探し当てるような公平さは、今の時代、痛み分けとして仕方がないと見るべきだろう。

メディア・コントロールについてはまた別の機会に述べるとして、最後に、半占領について触れておきたい。今日の日本の繁栄は日米同盟があってこそと見る人は少なくない。沖縄を差し出して、基地建設から兵隊とその家族の滞在生活の一切まで、国費で賄いながら、本来普通の国家に必要な軍事予算を、3割前後に押さえながら余分を経済発展に回して来たという理屈である。ただし、余分はブレトン・ウッズにしても、官民こぞっての過剰な米国債購入にしても、その後の経済戦争敗戦にしても、きっちり回収されている。憲法を改正し、自衛隊を国軍として整備し、軍事開発から調達まで産業化した上で、アメリカに依存しないで機能させようとすると、実際には経済的に大きく後退せざるを得ない。しかも、軍事産業が産業化して少しの雇用を産んだところで、産業として持続するためには消費が併存しなくてはならず、ただごとではなくなってしまう。これを理解した上で、前線基地としての米軍不要論は相当勇ましいと言わなければならない。戦争はいつでも起こり得る。こじつけであろうが、謀略であろうが、様々な理由を創造して始まる。散歩の途中、車が突っ込んでくるような簡単さでしかなく、そこには幾許かの損得勘定とわずかな理性が働く程度の差しかない。米軍が沖縄にあろうとなかろうと道理は同じだが、確率は幾分違うだろう。

持つ者と持たざる者の軋轢は、もう殆ど無くなって来ている。後退しない方法があるとすれば、軍拡を諦め、軍事を切り捨てた平和国家を目指すしかない。

ずっと先、百年も先、テレビなんてものがこの世にあるだろうか。ナショナリズムが懐古主義を保存して、上意下達の手本としての水戸黄門は飽きずに放映されているだろうか。政治家なんてものは、吉田茂、田中角栄、小泉純一郎あたりのヒロイックな人たちでさえ、今も物語にはなり得ず、その意味では小沢一郎がすべての夢を達成したとしても、ドラマになることはないだろう。だが、もしかしたら、暴れん坊将軍のように、官僚をバッタバッタ薙ぎ倒し、新時代を切り開く者として正月特番時代劇ぐらいにはなるかも知れない。それほど小沢の夢は今のところ痛快に見える。これから、地に塗(まみ)れたときでさえ、上杉鷹山ぐらいには語られるのかも知れない。

人間には貫目というのがあって、小沢さんにしかできないことが確かにありそうだ。だが、菅さんがやろうとしてることは誰にでもできそうに見えるのである。(了)

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商才無きウェブ制作&ITコンサル。ピアノ弾きと絵描きと書家を無条件で尊敬する。晴耕雨読、船旅で四方の朝焼けを見るのが夢。

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