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  • 2010-06-09
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日付が変わってパラパラと雨が降ってきた。雨にまつわる思い出はそう多くはないが、一つだけ忘れられないことがある。小学校に入って間もない頃だった。下校時、激しい雷雨となった。傘がたわむような雨だったが、それ以上に地べたを揺さぶる雷が恐ろしく、泣きたいくらいだった。稲光が射し込むとすぐにガラガラと空と地面が鳴り響き、何度目かにはついに余所様の軒先を借りて雨宿りをした。物音に気付いてその家の人が出てきた。
「坊主、どこの家の子だ?」
「えーと…」
「名前はなんという?」
「宝船財太郎(仮名w)です」
「お、あの家の子か。そうかそうか、上がれ上がれ。ひでぇ雨だ。メシでも食って行け」
「ありがとうございます」
ちゃんとそう言えたかどうかは記憶がない。動転していたのだろうし、おそらくちゃんと言えなかっただろう。婦人がタオルを出してきてくれて、手足を拭いてくれた。
「なんにもないけど、食べなさい」
出されたのは目玉焼きだった。トマトが添えてあった。温かい味噌汁もあった。以来、目玉焼きは大好物となった。人に何かを食べさせてもらった記憶というのは、余程記憶に残るものらしい。円谷幸吉の遺書を引き合いにしては申し訳ないが、そういうものらしい。

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Author:野牛
商才無きウェブ制作&ITコンサル。ピアノ弾きと絵描きと書家を無条件で尊敬する。晴耕雨読、船旅で四方の朝焼けを見るのが夢。

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